スポーツライフ・データでは、国内の運動・スポーツ実施状況などを明らかにしてきましたが、2020年度から新調査「GPAQ」を導入しました。「GPAQ」は、世界保健機関 (WHO) が開発した、文化や特徴の違いを考慮した、人々の身体活動量を把握するための質問票です。
運動・スポーツ以外に、人々はいつ・どれぐらい体を動かしているのか?日本人の身体活動量の実態を把握し、健康増進にかかわる政策や研究の一助となることを考えます。
スポーツライフ・データでは、国内の運動・スポーツ実施状況などを明らかにしてきましたが、2020年度から新調査「GPAQ」を導入しました。「GPAQ」は、世界保健機関 (WHO) が開発した、文化や特徴の違いを考慮した、人々の身体活動量を把握するための質問票です。
運動・スポーツ以外に、人々はいつ・どれぐらい体を動かしているのか?日本人の身体活動量の実態を把握し、健康増進にかかわる政策や研究の一助となることを考えます。
GPAQ | 世界保健機関(WHO: World Health Organization)が開発した質問票 |
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目的 | 余暇に行う運動・スポーツを含む、生活全体における人々の身体活動量を把握する。 |
項目 | 4領域 (仕事、移動、余暇、座位)から構成され、身体活動は中強度と高強度に分かれる。 |
身体活動量の 測り方 |
週あたりの身体活動時間に強度を掛けて算出。強度はメッツという単位で示され、安静状態には1メッツ、中強度の身体活動には4メッツ、高強度の身体活動には8メッツが割り当てられる。 例えば、仕事で週に5時間激しく動く人の身体活動量は「5×8メッツ=40メッツ・時/週」となる。 |
SSFで2011年~2019年まで行った「笹川スポーツ研究助成」。363件の、スポーツ振興ならびにスポーツ政策の形成に資する研究活動の支援を行いました。その中から、健康増進、身体活動に関する研究をご紹介します。
採択研究 | 研究者名(所属 ※当時) | 年度 |
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都市型ホテルをベースにしたスポーツプログラムのアクションリサーチ | 伊藤 克広(兵庫県立大学 准教授) | 2019 |
災害からの復興に伴う日常身体活動の変動に貢献する社会・環境要因に関する研究 | 綾部 誠也(岡山県立大学 准教授) | 2019 |
朝活動における運動遊びの導入が児童の身体活動量および運動習慣に及ぼす影響 | 篠原 俊明(東京未来大学 専任講師) | 2019 |
生活習慣病予防のために必要な身体活動量および強度は? ―定量的評価法を用いた目標値設定に資する研究― |
宮下 政司(早稲田大学 准教授) | 2017 |
都市圏に勤務する中高年労働者の身体活動促進にもとづくメンタルヘルス・モデルの検討 -アクティブでヘルシーなまちづくり- |
清水 安夫(国際基督教大学 准教授) | 2013 |
幼児期運動指針における目標身体活動量の充足状況と、その社会人口統計学的要因および運動習慣との関係 | 田中 千晶(桜美林大学 准教授) | 2013 |
ICTを用いた身体活動分析システムによる青少年のスポーツ活動と身体活動分析 | 難波 秀行(和洋女子大学 助教) | 2013 |