このページは、日本のスポーツ政策について、何をテーマに、どんな議論をしていくことが必要なのかを考えるために開設しました。
当財団が行う政策提言には、事実やデータによる裏付け(エビデンス)が不可欠です。そうでなければ提言の信頼性が成り立たないのですが、エビデンスは言わばHOWです。それ以前に、そもそもどんな政策が必要なのか、つまりWHATの仮説を豊かにしていくことが、最終的に政策の質や厚みを確かなものにするのでしょう。そのきっかけとなるような論考(エッセイ)を掲載します。
執筆者には、当財団の外部役員と、各界の第一線で活躍していらっしゃる方々に登場していただきます。すべての論考を通して、何か体系だった主張や見解がある訳ではありません。でも東京パラリンピック2020閉会式のテーマであるHarmonious Cacophonyが、きっとこのページでも実現されていくのだろうと思っています。
武藤 泰明
早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授
笹川スポーツ財団 理事/スポーツ政策研究所 所長