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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

知る学ぶ
Knowledge

日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

2011年度 笹川スポーツ研究助成

わが国のスポーツ振興に寄与する優れた人文・社会科学領域の研究活動を支援します。

対象となる研究

  1. 日本のスポーツ政策をテーマとした人文・社会科学領域の研究
  2. スポーツとまちづくり
  3. 子ども・青少年スポーツの振興

2011年度 採択研究

全国79カ所の教育機関、学会、経済研究所などから114件の申請があり、外部有識者などで構成される委員会で厳正なる選考を経て、28件の採択研究が決定しました。

研究奨励の会・研究成果発表会・研究者交流会 2011年5月20日
小野理事長

研究支援の会では、2011年度笹川スポーツ研究助成 採択研究者一人ひとりに小野理事長から決定通知書が授与されました。

その後の研究者交流会では、分野の異なる研究者間の情報共有が活発に行われ、大変有意義な交流会となりました。

  • 日時:2011年5月20日(金)15:30
  • 場所:日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)
  • 参加者:約50名

(採択研究者、委員、学識者、マスコミ関係者など)

選考委員長 神戸大学大学院教授 山口 泰雄氏

2011年度笹川スポーツ研究助成の総評
選考委員長 神戸大学大学院教授 山口 泰雄

第1回の笹川スポーツ研究助成の選考委員長を拝命し、約1カ月かけて選考を行いました。研究助成の目的は、「わが国のスポーツの普及・振興に寄与する優れた研究活動に対する助成を行うこと」であり、人文・社会科学領域に対する研究助成は、スポーツ振興やスポーツ政策のイノベーションにおいて大きな意義があると考えます。
選考は、公正かつ厳正にという方針で、「研究計画の妥当性」「研究課題の独創性」「助成金の有効性」「スポーツ振興への波及効果」などに焦点をあて、客観的な基準と手続きにより評価しました。申請件数は予想を上回る114件で、その中から28件、約24,000,000円が助成されることになりました。
採択された研究はすべて興味深いテーマとアプローチで、震災とスポーツ施設やクラブの研究、高齢者のスポーツボランティアと健康的なまちづくり、またジュニアスポーツリーダーの育成と評価など、現場のニーズが高く、研究成果の波及効果が期待できます。来年2月末の研究成果の報告書と研究成果の発表を楽しみにしたいと思います。


お問い合わせ先

笹川スポーツ財団 研究助成担当

〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル3階
TEL:03-6229-5300 FAX:03-6229-5340