地域特性を活かしたまちづくりにチャレンジデーを活用している自治体もあります。
自治体内の関係者・団体を巻きこみながら地域一体となって取り組む事例をご紹介します。
- 調査・研究
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地域特性を活かしたまちづくりにチャレンジデーを活用している自治体もあります。
自治体内の関係者・団体を巻きこみながら地域一体となって取り組む事例をご紹介します。
市内の企業やお店などの店頭にポスターやのぼりを設置し、PRに協力いただきました。
また、市広報折込チラシにクーポン券を添付し、協力店舗を掲載しました。
チャレンジデー当日にクーポン券を持参して来店した方には特典を提供することで、参加率の向上につながりました。
県が行う健康づくりの取り組みである「チャレンジふくしま県民運動」の関連イベントにチャレンジデーを登録し、参加した方がポイントを獲得できる仕組みとしました。
ポイントが貯まると協力店でお得な特典が受けられ、参加者のモチベーションとなっています。
普段は運動・スポーツの実施場所ではない図書館を活用し、ウォーキングイベントを実施しました。
館内に「踏み台運動20回」「壁に手を付き腕立て伏せ10回」などのミッションに加え、ミッションポイントにはスポーツに関する豆知識を用意して、頭の運動もできるように工夫しました。
運動だけでなく、食の魅力をチャレンジデー参加者に感じてもらうため、オープニングイベント「15分ウォーキング」のゴール地点に「給スイーツ所」を開店しました。
イベント参加者や近隣住民が訪れ、完売する商品が出るほどの盛況で、チャレンジデー終了後に店舗まで買いに来る方もおられました。
市のスポーツコミッションのシンボルイベントとしてチャレンジデーを活用し、チャレンジデーの周知のほか、コミッションの活動PRも行いました。
地元メディア(新聞、テレビ、ラジオなど)に取材協力を積極的に依頼し、多くの掲載実績を獲得しました。
助成金なし、自主財源のみでチャレンジデーを実施しています。
チャレンジデー当日の各地域のプログラムは、普段の日常的な活動にあわせて、関係団体が自主的に運営しています。
お金や手間をあまりかけないこの方法により、担当者の負荷が減り、集計作業に十分な時間を割くことができています。