2010年の調査によると、ウォーキングの年1回以上の実施者は成人のおよそ4人に1人の2,544万人で、このうち1,848万人は週に1回以上のウォーカーであると推計される。これらウォーキング実施者の実態は以下のとおりである。
- 年1回以上のウォーキング実施者の63.1%は50歳以上の中高年である。
- 日本の60歳代の36.9%が年1回以上ウォーキングを実施している。
- 年1回以上のウォーキング実施者の59.8%はひとりで、24.8%は家族とウォーキングを楽しんでいる。
- 年1回以上のウォーキング実施者がほかに行っている種目で多いのは、「散歩(ぶらぶら歩き)」「体操(軽い体操、ラジオ体操など)」「筋力トレーニング」などの運動・エクササイズ系の種目である。
健康志向の中高年ウォーカーの増加が、運動・スポーツ実施率を押し上げている状況が推察される。