新型コロナウイルスにより一度止まったスポーツ活動も再開し始めましたが、各国、各競技団体で、感染症対策などを踏まえながらスポーツ活動再開に向けたガイドラインを発表しています。笹川スポーツ財団では、国際的なスポーツ・フォー・オールの統括組織であるTAFISAやSSF海外研究員のネットワーク等を通じて、国内外のガイドラインを収集しています。
【第13回】日本および諸外国における
スポーツ活動の再開に向けたガイドライン 一覧表の更新
笹川スポーツ財団では、新型コロナウイルスの影響により制限や中断を迫られたスポーツ活動を段階的に緩和・再開していくため、各国政府やスポーツ関連団体が公開したガイドラインを紹介してきた。
先日アップデート版として公開した日本および諸外国のガイドラインの一覧表について、その後一部ガイドラインについて更新・修正が行われたため、一覧表を下記の通り更新した。
スポーツ活動の再開に向けたガイドライン一覧表（PDF：1.07MB）
＜更新・追加事項について＞
- 日本
- 「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」について更新
- 「スポーツイベント開催・実施時の感染防止策チェックリスト」について更新
- 「今年度の体育における学習活動の取扱いについて」を追加
- オーストラリア
- 「COVID-19とスポーツ活動（COVID-19 and Sporting Activity）」を追加
- ニュージーランド
- 「イベント業界の新型コロナウイルスに関する自主的行動規範（New Zealand Events Sector Voluntary Code Addressing COVID-19）」について更新
- 「新型コロナウイルス禍におけるイベント・大会（Events and tournaments during COVID-19）」を追加
- 英国（イングランド）
- 「エリートスポーツ 海外からの参加者を含む試合の再開に向けたガイダンス(Elite sport - return to cross border competition guidance)」について更新
- 「レクリエーションとしてのチームスポーツの再開フレームワーク（Return to recreational team sport framework）」について更新
- 「ローカルCOVID警報レベルの導入（Local COVID alert levels: what you need to know）」を追加
- 英国（ウェールズ）
- 「スポーツ・レクリエーション・レジャー活動の段階的再開に向けたガイダンス（Sport, recreation and leisure: guidance for a phased return）」について更新
- 英国（スコットランド）
- 「フェーズ3：スポーツ・身体活動の再開(Phase 3: return to sport and physical activity)」について更新
- 「フェーズ3におけるパフォーマンススポーツの再開ガイダンス(Phase 3 - Resumption of Performance (Elite) Sport Guidance)」について更新
- 英国（北アイルランド）
- 「スポーツイベントの開催にあたっての重要な検討事項(Important Considerations For Those Considering Staging Sporting Events)」を追加
- 「10月19日以降の新たな規制におけるスポーツガイダンスの質問集(FAQ Guidance for sports for new regulations 19 Oct. 2020)」を追加
- 米国
- 「スポーツイベントへの参加（Attending Sporting Events）」を追加
- 「国内外のキャンプ・競技大会への参加に際しての考慮事項(Considerations for Participation in National or International Camps or Competitions)」を追加
- カナダ
- 「スポーツ競技会・試合の再開に向けた評価ツール (Return to Competition Assessment Tool (R-CAT II) )」を追加
- オランダ
- 「責任あるスポーツ活動のプロトコル（Protocol verantwoord sporten）」について更新
- フランス
- 「スポーツ実践の場としてのスポーツ施設に関する注意（Guide de recommandations des ?quipements sportifs, sites et espaces de pratiques sportives）」について更新
（本記事の内容は別途記載がない限り、2020年10月30日時点の情報に基づくものであり、その後情報の更新・変更が行われている場合がある）
笹川スポーツ財団 国際担当
