雪降るモスクワ空港を経由して、降り立ったソチ空港は気温12度の快晴。ステレオタイプなロシアのイメージを見事に裏切ってくれた。これじゃあせっかく調達したヒートテックも意味がないじゃないかと思いながらも、これから始まる3週間のボランティア活動への期待と不安で一杯だ。
今まで世界のいろんなところにいったが、なにしろロシアは全く初めて(ソ連時代のモスクワ空港乗り継ぎを除いては)なのだ。そんな思いを懐きながらゲートを出ると、一度スカイプで話をしたMMC(メインメディアセンター)の通訳チームマネジャー、上司となるジュリアが待っていた。彼女の笑顔を見て、「さあ、これから楽しい3週間が始まる」と思うとなんだかワクワクしてきた。