今大会で活躍した約8,000人のボランティアの大半は「ロシア語しか話せない人」たちだったように思う。正確な数は分からないが、何とかコミュニケーションを取ろうと英単語を並べてみても、「?」という顔の人も少なくなく、気軽な会話はもちろん、必要な情報すら得られないこともあった。一方で、英語にプラスしてさらに1言語以上を話す語学堪能組もいて、ロシア語オンリーの人では手におえないときにどこからか現れて、あれこれ面倒を見てくれた。
- 調査・研究
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