ロンドン2012ではメイン会場のひとつであるエクセル(卓球、柔道など7種目実施)で試合後のビデオ・プレスのインタビュー、アンチドーピング検査、救急医療の通訳をこなした。今回は競技会場ではなく、MMCにてオリンピック報道に携わる各国からやってくる新聞社、通信社、テレビ局の関係者がクライアント、つまりサービスを提供する顧客となる。
LANSメンバーは入り口にあるMHD(メインヘルプデスク)、記者会見場サポート、翻訳等をメインにする一般事務と、3チームに分けられた。私はMHDに配属された。マネジャーはギリシャ人のカリオピとイギリス人のレベッカで二人とも組織委員会の職員だ。カリオピはIOC(国際オリンピック委員会)からの派遣だそうだ。その他プレスオペレーション担当とMHD直属のボランティアが同僚となる。マネージャーを含む4人が有給スタッフ。あとは全てがボランティアで、合計20数人が2つのシフトに分かれて朝から晩まで勤務することになる。