本事業は、小学生における投能力を中心とした体力向上をめざすXY区教育委員会と笹川スポーツ財団(以下、SSF)の共同事業である。
近年学校に関しては、教員の多忙化をはじめ、資源(人材・物資・費用等)の限界が課題として指摘されている。一方で子どもたちからは、学校外での遊びを通じて身体を動かす機会が失われている。特に都市部では自由な運動遊びができる環境も限られており、子どもの体力向上をめざすには、学校における運動・スポーツの重要性が高い。
2018年度は区内の10校で実態調査を行い、体力向上をめぐる学校の課題や、学校・スポーツ関係者にできることを探る目的で事業を進めた。