- 調査・研究
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写真左から
中尾 友昭氏(下関市長)
渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
写真右手前から
久保 正昭氏(下関市観光交流部長)
山田 祐作氏(下関市競艇企業局長)
中尾 友昭氏(下関市長)
渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
「まちの誇りと自然の恵みを未来へつなぐ 輝き海峡都市・しものせき」を基本理念に各種政策を進めている山口県下関市の中尾友昭市長を、笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が11月19日に表敬訪問いたしました。
下関市は人口約27万人と山口県内で一番人口の多い自治体です。下関市のリーダーである中尾市長は税理士やふぐ調理師の資格を持っており、下関名物の『ふく刺しの菊盛』が特技というユニークな市長でもあります。
下関市では、「スポーツでひともまちも楽しく元気アップ」をテーマにスポーツ推進計画を2014年度に策定。現在、市民の誰もがスポーツを楽しめる環境の整備を進めているところであり、その一環として来年のチャレンジデー実施を計画しています。
中尾市長からは「県内ではすでに山口市と宇部市がチャレンジデーを実施しているが、一番人口の多い当市が行うことで、県内の他市町村にも大きなPRとなる。また、市民の健康づくりにもつながる事業であり、来年から実施したい。」とのお話をいただきました。
これを受け、渡邉専務理事が「下関市は全国的に知名度の高い市であり、実施いただければ波及効果はたいへん大きい。今年は全国130自治体が実施したが、この事業を広く周知する機会にもなるので、ぜひ実施いただきたい。」と述べました。
また、徳島県三好市の「毎月第4水曜日は三好市チャレンジデー」や、毎年10月の1ヵ月間実施している「豊後高田版チャレンジデー」等、チャレンジデーから始まった各自治体独自の事業についても説明しました。
中尾市長は、同席の久保正昭観光交流部長や香川利明スポーツ振興課長に、チャレンジデーに関する予算についての進捗を聞くなど、実施に向かって前進していることが確認されました。
なお、下関市にはボートレース場もあり、同席した事業管理者の山田祐作競艇企業局長からも「チャレンジデー実施になれば、レース場でも協力し多くの参加を得たい。」とお話しいただくなど、当日は、中尾市長の人柄もあり、明るく和やかな訪問となりました。