2021年10月13日に開催された欧州評議会の第1414回閣僚代理会合(the Committee of Ministers on 13 October 2021 at the 1414th meeting of the Ministers' Deputies)にて「新ヨーロッパ・スポーツ憲章改定版に関する勧告」(Recommendation CM/Rec(2021)5 of the Committee of Ministers to member States on the Revised European Sports Charter)が採択されました。
本憲章の改定プロセスは、2018年にジョージアのトビリシで開催された第15回欧州スポーツ閣僚会議の要請で開始され、「スポーツに関する拡大部分協定(EPAS)」が中心となって検討・協議が重ねられ、2020年11月から2021年2月にかけてオンライン上で開催された第16回欧州スポーツ閣僚会議における議論も経て、最終版が欧州評議会の閣僚委員会に提出されて採択されました。
下記の表1では、第16回欧州スポーツ閣僚会議にかけられ、以前当財団WEBサイトのお知らせでも共有させていただいた改定案第2版と採択された最終版を比較して、主な変更点を整理しています。
また表2では改定案第2版と最終版において、それぞれに対応すると考えられる条項の内容を原文のまま並べています。(参考情報として改定前の2001年版の原文も記載しています。)