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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

ソシオ成岩SC クラブハウス10周年記念シンポジウム 説明『クラブとクラブハウスの10年』

NPO法人ソシオ成岩スポーツクラブ(以下、ソシオ成岩)は1996年、文部省の「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」に指定され、成岩スポーツクラブとして発足しました。クラブハウスが誕生したのは法人格を取得して現在の名称となった翌年の2003年です。
「クラブは町ぐるみの部活動。その中心になるのがクラブハウス」(榊原孝彦理事)という理念と、学校と住民の強い要望により、町の教育拠点である成岩中学校に寄り添う形でクラブハウス、通称「成岩ウィング」を建設しました。

ソシオ成岩はクラブハウス竣工と同時に半田市から管理運営を委託され、その後指定管理者としてクラブハウスを運営しています。これ以外にソシオとして中学校区住民の11%にあたる約2,500人から年間2,000万円の協賛会費を集めてクラブを支えていること、また50名を超える多くのボランティアによってクラブが支えられている事実もソシオ成岩の特徴として見逃してはならないと思います。

ソシオ成岩スポーツクラブ外観

クラブハウスは学校と地域で共同利用されています。平日のメインアリーナは中学生の体育の授業で使われており、同時にとなりのスタジオでは、お年寄りがダンスをする光景が見られます。また、放課後になるとクラブハウスは地域の小学生たちでもにぎわっています。
通常の公共施設では貸し館運営(時間貸し)が主流ですが、ソシオ成岩では貸し館運営をしないのも特徴です。地域の人たち、子どもたちはいつでも家族や友だち同士であるいはひとりでも利用でき、利用希望が重なってしまった場合はその場で話し合って一緒になったり譲り合ったりしています。