Search
国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

知る学ぶ
Knowledge

日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

第1回「こどもプロジェクトチーム」を開催

丸亀市アクティブシティ推進プラットフォームが本格始動 

20241213日に笹川スポーツ財団と香川県丸亀市が締結した包括連携協定により設置した「丸亀市アクティブシティ推進プラットフォーム」のキックオフとなる第1回「こどもプロジェクトチーム」を122日に開催しました。

官民連携による新たな取り組みの創出に向けて、丸亀市子育て支援課、スポーツ推進課、まなび文化課など分野を超えた複数部署から実務担当者、地域の子ども・子育て支援団体が集い、子どもの生きる力の育成、子どもを守る環境の整備、子育て支援をテーマに、現状の取り組みや課題、今後取り組んでいきたいことについて、ディスカッションを行いました。

ディスカッションでは、民間団体から子どもの居場所や子育て支援における具体的な取り組み、行政から支援につなぐ機会となるイベントの事例などの紹介がなされた中、課題も取り上げられました。

ディスカッションで取り上げられた取り組みや課題の一例

 

子ども本人に対する支援

  • 子どもの生きる力の育成に向けたプログラムを展開しているものの、学びを活かすことが難しい(次につながりにくい、定着しない)
  • 子どもの居場所となり得る環境の整備や子ども向けのイベントは展開されているものの、利用者が限られてしまうこと、場所が中心市街地に偏っているなど、特に小学生以下は移動手段がなく参加できない。

子育て支援

  • 子育ての知識がない親やひとり親家庭などに向けたさらなる支援の充実が必要であるが、前段階として、対象者への支援そのものに関する情報が十分に行き届かない。
  • 父親の子育て支援において、父親向けの支援が不十分な上、情報が行き届かない。男性が支援センターを利用しにくい、育児の仕方がわからない、不安を抱えていても寄り添う場がないなど。
  • 行政、民間それぞれイベントなども行っているが(たとえば市主催の子育てフェスタなど)、子どもの学びや、子育てに限定しないイベントにも広げていくのもよいのではないか。

笹川スポーツ財団では、本プロジェクトチームメンバーが一丸となり、スポーツを活用したこどもプロジェクトの共創の実現に向けて、伴走支援を行ってまいります。


関連コンテンツ

丸亀市 松永恭二市長対談 前編

【超貴重】松永市長に丸亀市のスポーツを聞いたら、深イイ話続出。なぜ、今、その事業や施策をやるのか、その意味や効果まで納得の内容

丸亀市 松永恭二市長対談 後編

【※正直に話します】元丸高野球部のエースが市長をやった結果【丸亀市/後編】