毎年5月の最終水曜日に世界各地で開催される住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー」。日本では、2017年のチャレンジデーに128自治体がエントリーし、総計339万人が参加しました。
この調査研究は、チャレンジデーを地域のスポーツ振興やスポーツを通じたまちづくりに効果的に活用するための基礎資料とすることを目的に実施しました。具体的には、チャレンジデーの運営体制、周知に向けた取り組み、当日のプログラムの実施状況などの様々な情報を、スポーツ・健康づくり事業を評価できる枠組み「RE-AIMモデル」を使って定量的に評価することを試みました。
当日の参加率向上のために、実施自治体がどのような取り組みを行うのが効果的かを検討したり、新規の実施自治体が運営体制やプログラムを検討する上で参考となる情報を、チャレンジデー2016の全実施自治体から得たデータを元に示しています。