メガ・スポーツイベントの連続開催が終わる2021年度以降、それまで東京や都市圏に集中したヒト・モノ・カネ・情報・技術といった資源が地域へ共有される時期を見据え、いまから地域のスポーツ環境を整備していく必要があります。
笹川スポーツ財団では、これまでの調査研究の実績を踏まえ、地域のスポーツ推進において優先的に取り組むべき4つのテーマ「地域スポーツ」「子どものスポーツ」「スポーツ施設(スポーツの場)」「障害者スポーツ」につき、政策提言を発表しました。さらに、この4つのテーマを包含する形で地域スポーツにおける新たな事業体を提案しています。
これらの政策提言の実現には、笹川スポーツ財団のみならず、地域のスポーツ現場で活動する組織や関係者、地方自治体の協力が不可欠です。本事業は、その理念に共感する「SSF地域スポーツイノベーター」を任命し、政策提言の実現に向けてSSFと共に地域スポーツの将来像を形成することを目的とします。