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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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Knowledge

日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

中学生の女子サッカー ~女子サッカー競技人口や環境 “育成と発展”に尽力する現場のいま~

女子サッカー

ドイツで開催された、2011FIFA女子ワールドカップ。決勝戦で勝利を決めた後の表彰台で喜びを爆発させる日本サッカー女子代表・なでしこジャパンの姿は、今も鮮やかな記憶として残っている。そんな世界一に輝いた日本の女子サッカーだが、『中学生年代の育成』という大きな問題を抱えている。
女子中学生年代の何が問題なのか、W杯優勝後に変化はないのだろうか、どういった改善策があるのか―。女子サッカーにおける中学生年代をテーマに、スポーツやサッカーに携わる研究者や指導者へのインタビューを全4回にわたりお届けする。

  • 上野 直彦 氏 上野 直彦(うえの なおひこ) 兵庫県生まれ。スポーツライター。女子サッカーの長期取材を続けている。またJリーグの育成年代、特に柏レイソル、大宮アルディージャ、FC東京の下部組織の取材を行っている。『Number』『ZONE』『VOICE』などで執筆。また、ビジネス系サイト・NewsPicksで「ビジネスはJリーグを救えるか?」連載中。イベントやテレビ・ラジオ番組にも出演。
    女子サッカーでは『なでしこの誓い』(学研)、『なでしこのキセキ 川澄奈穂美物語』(原作/小学館)。現在、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)では初のJクラブユースを描く漫画『アオアシ』で原案・取材担当。女子ワールドカップ日本招致活動に努めている。

女子サッカー人口 実施人口:86万人・登録競技者数:56,260人

年1回以上の女子サッカー実施推計人口は86万人

年1回以上のサッカー実施推計人口

笹川スポーツ財団の調査(スポーツライフに関する調査2018)では、年1回以上のサッカー実施推計人口(2018年)は、全体で36万人、男性346万、女性86万人で、女性の実施人口は2000年(15万人)から5倍以上の増加となっています。https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/soccer_0018.html

女子サッカー登録競技者数は56,260人

サッカー登録競技者数

中央競技団体現況調査2020では、中央競技団体の登録競技者数を調査しています。公益財団法人日本サッカー協会の登録者数は、全体で919,466人、男子863,206人、女子56,260人となっています。https://www.ssf.or.jp/files/NF2020cp_03.pdf