笹川スポーツ財団によるチャレンジデー全国一斉開催は2023年を最後に終了しました。(参考:チャレンジデー事業終了のお知らせ)2024年は実施時期や実施形態はそれぞれに、全国各地でチャレンジデーの理念が引き継がれたイベントが開催されています。
笹川スポーツ財団では2024年5月末に、一部の自治体の取り組みを視察してきましたので、その様子を紹介いたします。
笹川スポーツ財団によるチャレンジデー全国一斉開催は2023年を最後に終了しました。(参考:チャレンジデー事業終了のお知らせ)2024年は実施時期や実施形態はそれぞれに、全国各地でチャレンジデーの理念が引き継がれたイベントが開催されています。
笹川スポーツ財団では2024年5月末に、一部の自治体の取り組みを視察してきましたので、その様子を紹介いたします。
実施主管が葛巻町スポーツ協会となり、子どもからシニア世代まで楽しめるラジオ体操や遊び場の設置といったイベントからスポーツ少年団や各種教室の体験会を実施していました。また、山ぶどうワインの生産が盛んという共通点から秋田県小坂町と長縄跳びでチャレンジデーウィーク対戦を行いました。
男鹿市立船川第一小学校を会場に、小学生や地域住民が参加するラジオ体操講習会が実施しました。男鹿市は、2024年3月に一般財団法人簡易保険加入者協会より「健康タウン構想の推進支援自治体」に指定され、5年間、講師派遣等が行われるため、これまでチャレンジデーを実施していた時期に開催しました。このほか、大塚製薬株式会社との連携事業として中学生を対象としたブラウブリッツ秋田コンディショニングスクールも実施し、パフォーマンスの向上や成長期に必要な栄養について学びました。
「駅伝のまち鹿角」を推進するために実施している「Jr. DISTANCE CHALLENGE2024」は、5月から10月までの最終木曜日に小学生を対象に総合運動公園陸上競技場を会場として長距離記録会を実施しています。5月のみ、最終水曜日に実施することで事業同士の連携が図られていました。これまで同様、実施率を集計することで市民の参加状況の把握にもつとめていました。
合併前旧町単位でプログラムを実施しており、グラウンドゴルフやソフトテニス教室、エアロビックなどのプログラムを各地域で実施しています。また、群馬県上野村と山梨県南部町と「交流」というかたちでグラウンドゴルフのスコアを報告し合う、各自治体の特産品を贈り合うなどの 取り組みもみられ、チャレンジデーコミュニティーの親交が続いている様子も確認できました。
住民が主体的に運動・スポーツ実施のきっかけの日として活用してほしい思いから、市主催イベントは行わず、住民への呼びかけをメインにチャレンジデーを実施していました。参加報告は基本的にはQRコードからとし、難しい方のみFAXやメールでも参加報告を受け付けるとすることで、自治体職員の負担軽減を図る取り組みもみられます。
カローリングや太極拳、ハワイアンフラなど約30個のイベントを住民主体で実施していました。各イベントに多くの市民が参加しており、長年実施してきたチャレンジデーが地域に根付いている様子がうかがえます。市としては実施場所の確保やチラシやのぼりの製作など活動全体をサポートする役割を担っていました。
市民が自分に合うスポーツを見つけるきっかけづくりになるように、市内の史跡などをめぐるウォーキングイベントや、バスケットボールやスケートボードなどの体験教室を実施していました。また、「スポーツ縁日」と銘打ったイベントでは子ども連れや家族で参加していただきやすいようさまざまなブースやイベントを展開していました。主なイベントを土曜日・日曜日に開催する事で 民間企業やスポーツクラブを数多く巻き込めており、自治体との密な連携が印象的でした。
毎年恒例の早朝ウオーキングからチャレンジデーがスタートし、市内各地で保育園児からシニア世代までがダンスやグラウンドゴルフ、タグラグビーとさまざまな運動・スポーツに取り組んでいました。市は広報活動のみのサポートでしたが、市民にチャレンジデーが浸透していることから、多くの団体が自主的にイベントを開催している様子がうかがえました。