オリンピックに採用されていない競技種目の国際総合競技大会である「ワールドゲームズ」。第11回大会が、2022年7月7日(木)~17日(日)、アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハムで開催されます。
6月21日、大会に向けて、日本選手団の壮行会が行われました(一部の選手はオンラインで参加)。
※ワールドゲームズ:国際ワールドゲームズ協会(IWGA)主催、国際オリンピック委員会(IOC)後援で、4年に一度、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年に開催
※笹川スポーツ財団は、日本ワールドゲームズ協会(JWGA)の運営を行う
大会は、公式30競技、公開5競技が実施され、過去最多となる110の国・地域から3,600名ものアスリートが集結し、34競技(※ラクロスが公開・公式で重複)、223種目でメダルを競います。
日本からは総勢142名の選手が参加します。過去最多、そしてアジア最多となります。日本は、エアスポーツやビリヤード、ダンススポーツ、スカッシュ、ソフトボールなど22競技で頂点を目指します。
壮行会では、赤木 恭平JWGA会長の挨拶に始まり、室伏 広治スポーツ庁長官、山下 泰裕日本オリンピック委員会(JOC)会長、芦立 訓日本スポーツ振興センター(JSC)理事長らから激励の言葉が贈られました。
その後、各競技の出場選手が壇上で意気込みと共に、競技の魅力を紹介。日本選手団団長の渡邉一利(JWGA副会長、SSF理事長)からビデオメッセージの後、選手団を代表し、空手男子形の本 一将選手とラクロス女子の田中 希実選手による選手宣誓が行われました。
7月7日(木)~17日(日)、オリンピックではみられない、世界最高峰のトップアスリートによる熱戦が繰り広げられます。
赤木JWGA会長 「過去最多の選手が参加する。コロナ禍ではあるが、みなさんの知恵、体力で戦っていただき、アメリカから明るいニュースが日本に届くことを期待する。」
室伏スポーツ庁長官 「選手のみなさまの、寸暇を惜しんでの努力に敬意を表す。日頃の成果を存分に発揮するとともに、スポーツを通じた国際親善も是非つとめていただきたい。」
山下 JOC会長 「東京オリンピックでの選手の活躍の背景には、競技間の連携、団としての結束などがあった。日本選手団の誇りを持ち、前向きな雰囲気を作り、輝いてもらいたい。」
芦立JSC理事長 「大会派遣には、スポーツ発展のための寄付である「スポーツくじ」の収益が使用されている。大会で自己ベストを更新することを心より祈念する。」
渡邉JWGA選手団団長 「今回は大選手団となる。バーミングハムの地で、選手のみなさまが安全安心の環境のなか、檜舞台で活躍できるよう、選手団団長として役割を果たす。」
選手宣誓 「平和が問われる今だからこそ、人々の心が疲れた今だからこそ、スポーツの力で、全ての人々が希望と明日への勇気が持てるよう、全力で戦う。」
【問い合わせ】
JWGA 事務局(SSF内)
TEL:03-6229-5300 FAX:03-6229-5340 Mail:info@jwga.jp