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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

「子どもの運動・スポーツ実施と地域社会」に関するウェビナーに登壇しました

世界のスポーツ・フォー・オール団体の統括機関であるTAFISA(The Association For International Sport for All)と、オランダのスポーツ関連調査機関であるKnowledge Centre for Sport & Physical Activity, Netherlandsは「It takes a community to raise a physically active child(仮訳:身体的にアクティブな子どもを育てるには地域社会の協力が必要である)」と題して、「子どもの運動・スポーツ実施」とそれを推進するための「地域社会」に関するウェビナーを共催しました。

TAFISA事務局によると60ヵ国以上の国から事前登録があったとのことで、当日は約150名の方が参加しました。

ウェビナーでは、国籍と専門性が異なる複数の登壇者が「子どもの運動・スポーツ」や「地域社会」に関するプレゼンテーションを行い、Zoomウェビナーの投票機能やチャット機能を活用して、参加者全員が積極的に情報交換を行いました。

笹川スポーツ財団からは常務理事である玉澤 正徳が登壇し、日本における子どもの運動・スポーツの実施状況や課題についてプレゼンテーションを行いました。

プログラムの最後には主催団体の一つであるKnowledge Centre for Sport & Physical Activity, Netherlandsの担当者より、このように世界中の専門家と情報交換を行う機会の重要性が強調され、今後も継続して同様の取り組みを実施していく旨が共有されて、ウェビナーは終了しました。

笹川スポーツ財団としては、日本国内の状況と取り組み例を積極的に海外に発信してグローバルにおけるスポーツ・フォー・オール運動に貢献するとともに、収集した海外の最新情報を国内でも発信・活用してまいります。

SSF 常務理事 玉澤 正徳が登壇し、日本における子どもの運動・スポーツの実施状況や課題についてプレゼンテーションを行いました。

SSF 常務理事 玉澤 正徳が登壇し、日本における子どもの運動・スポーツの実施状況や課題についてプレゼンテーションを行いました。

<カンファレンスの概要>

テーマ It takes a community to raise a physically active child
仮訳:身体的にアクティブな子どもを育てるには地域社会の協力が必要である
日時 2021年11月3日14:00 ~ 16:00 (日本時間 22:00 ~ 24:00)
司会 Keri McDonald, TAFISA, Scotland
登壇者 “Welcome Words & Introduction”
Prof. Dr. Ju-Ho Chang, TAFISA President, Korea
Dr. Myrthe Bruning, Ministry of Health, Welfare, and Sport, Netherlands

“Poll Questions / Energiser Break”
Dorien Dijk, Knowledge Centre for Sport & Physical Activity, Netherlands
Jacqueline Kronenburg, Knowledge Centre for Sport & Physical Activity, Netherlands

“Sustainability through Autonomy-Supporting Communities”
Dr. Jeff Simons, Professor of Kinesiology, California State University East Bay, USA

“Exercise and Sports of Children and Young People in Japan”
玉澤 正徳、公益財団法人笹川スポーツ財団 常務理事

“Youth-led Approaches”
Tinka Leksovec, Female Leaders of Tomorrow (FLOT) Mentee, Slovenia

“Physical activity friendly environment”
Dianne Scholte, Knowledge Centre for Sport & Physical Activity, Netherlands

“The problem with Being WEIRD”
Dr. Richard Bailey, Research Director, Centre for Academic Partnerships and Engagement, University of Nottingham Malaysia

【リンク先】※英語のみ

■TAFISA(The Association For International Sport for All)
世界170か国・地域に350を越える団体を持つスポーツ・フォー・ オールの国際統轄団体で、本部はドイツのフランクフルトに設置されています。2年に1度、世界中のスポーツ・フォー・オール団体や関係機関等の参加者が、基調講演やディスカッションといったプログラムを通して、スポーツ・フォー・オールの理念や身体活動を推進するための国際会議として、 TAFISAワールドコングレスを開催しています。

http://tafisa.org/(英語)