『オリンピック休戦』という言葉を知っていますか。初めて聞いた。初耳?! という人もいるかもしれません。
そのままストレートに読むと、オリンピックを休んで戦う、戦争をしよう……などという威勢の良いフレーズと誤解する人もいるかもしれませんが、実は真逆の意味を持った言葉で、オリンピックをするために戦いを休む。戦いを休んでスポーツをしよう、オリンピックを開催しようという意味なのです。
平和のためにオリンピックを利用しようという考え方は、古代ギリシャ時代(紀元前 8 世紀頃)から活用されてきました。
それだけ大昔から人々の生活には紛争や争い事が多く、悲しみや苦しみの中から何とかして平和が欲しいと願い、”エケケイリア”を生みました。それはまさに人々の生きるための知恵でした。オリンピック休戦は、ギリシャ語で”エケケイリア”と言い、”手をつなぐ”という意味があります。
オリンピックは平和の祭典です。4年ごとに互いの無事を確かめ、今を生きている幸福を味わうために大会はあります。肌の色の違いや宗教、人種を超えて互いを尊敬するためにオリンピックはあります。
オリンピック・パラリンピックを通じて世界が平和になるように署名を集めます。
まずはひとり一人が平和を願い、積極的に平和を求めることから始めたいと思います。世界中が平和となることをあきらめないために、サインをして下さい。
集めた署名は、国連事務局、IOC 事務局、韓国の平昌オリンピック冬季大会組織委員会、国際オリンピック休戦財団へ、ひとり一人の声として日本スポーツ学会が責任を持って届けます。
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