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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

日本スポーツ学会「オリンピック・パラリンピック休戦アピールに署名を」

日本スポーツ学会 オリンピック・パラリンピック休戦委員会からのお知らせ

オリンピック・パラリンピック休戦アピールに署名を

『オリンピック休戦』という言葉を知っていますか。初めて聞いた。初耳?! という人もいるかもしれません。

そのままストレートに読むと、オリンピックを休んで戦う、戦争をしよう……などという威勢の良いフレーズと誤解する人もいるかもしれませんが、実は真逆の意味を持った言葉で、オリンピックをするために戦いを休む。戦いを休んでスポーツをしよう、オリンピックを開催しようという意味なのです。

平和のためにオリンピックを利用しようという考え方は、古代ギリシャ時代(紀元前 8 世紀頃)から活用されてきました。
それだけ大昔から人々の生活には紛争や争い事が多く、悲しみや苦しみの中から何とかして平和が欲しいと願い、”エケケイリア”を生みました。それはまさに人々の生きるための知恵でした。オリンピック休戦は、ギリシャ語で”エケケイリア”と言い、”手をつなぐ”という意味があります。

オリンピックは平和の祭典です。4年ごとに互いの無事を確かめ、今を生きている幸福を味わうために大会はあります。肌の色の違いや宗教、人種を超えて互いを尊敬するためにオリンピックはあります。

オリンピック・パラリンピックを通じて世界が平和になるように署名を集めます。

まずはひとり一人が平和を願い、積極的に平和を求めることから始めたいと思います。世界中が平和となることをあきらめないために、サインをして下さい。
集めた署名は、国連事務局、IOC 事務局、韓国の平昌オリンピック冬季大会組織委員会、国際オリンピック休戦財団へ、ひとり一人の声として日本スポーツ学会が責任を持って届けます。

署名・詳細はこちら

■呼びかけ人(五十音順・敬称略・2017年11月20日現在)

  • 明石 康 公益財団法人国際文化会館理事長、元国際オリンピック休戦財団理事、元国連事務次長
  • 猪谷 千春 国際オリンピック委員会名誉委員、 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー名誉会長
  • 岡田 匡令 淑徳大学名誉教授、日本スポーツ学会代表理事
  • 小倉 和夫 公益財団法人 日本財団パラリンピックサポートセンター理事長
  • 長田 渚左 ノンフィクション作家、 特定非営利活動法人スポーツネットワークジャパン理事長
  • 笠原 一也 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー会長
  • 河合 純一 一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長、
  • 菊 幸一 筑波大学教授、前日本スポーツ社会学会会長
  • 具志堅 幸治 日本体育大学学長
  • 高橋 一生 リベラルアーツ 21 代表幹事、元国際基督教大学教授
  • 竹田 恆和 公益財団法人日本オリンピック委員会会長、 日本オリンピアンズ協会名誉会長
  • 田臥 勇太 プロバスケットボール選手(B.LEAGUE・栃木ブレックス所属)
  • 玉木 正之 スポーツ&音楽評論家
  • 深代 千之 東京大学教授、一般社団法人日本体育学会会長
  • 細田 満和子 星槎大学副学長
  • 堀 荘一 一般財団法人日本スポーツマンクラブ財団常務理事兼事務局長
  • 松浪 健四郎 学校法人日本体育大学理事長
  • 森川 貞雄 日本体育大学名誉教授、市民スポーツ&文化研究所代表
  • 師岡 文男 上智大学教授、上智大学オリ・パラプロジェクト企画部会長、 元 GAISF 国際スポーツ団体総連合理事
  • 山口 香 筑波大学大学院准教授、公益財団法人日本オリンピック委員会理事、 公益財団法人全日本柔道連盟監事
  • 山下 泰裕 東海大学副学長、公益財団法人全日本柔道連盟副会長、 味の素ナショナルトレーニングセンターセンター長
  • 山脇 直司 東京大学名誉教授

連絡先

日本スポーツ学会 オリンピック・パラリンピック休戦委員会
長田渚左・波多野圭吾・田中將介・西本祥子・鈴木希人・諸藤寛人

オンライン署名 HP:https://goo.gl/Mp1BsY