東京六大学野球ゼミナールは、東京六大学野球連盟を舞台にした学生有志(野球部に所属していない学生)による新たな試みです。大学スポーツのマネジメントでは、大学ごとのマネジメントに注目が集まっていますが、東京六大学野球ゼミナールは、大学スポーツのもう一つの車輪となる種目協会主導の取り組みです。
ゼミナールは、東京六大学野球という学びの場を、「野球やスポーツの場での体験を通じて学びたい」と考えている学生に広く開放することを目的に始まりました。2016年の春季リーグから具体的な活動を始め、2017年には具体的に様々な活動を展開しました。
ゼミナールでは、3年時に実務家の講義や、学生、リーグ観戦者等を対象にした調査の結果を参考に、リーグを活性化するための方策を検討しました。2017年度は、練ってきたアイディアをもとに、具体的な取り組みを展開し、観客数の増加やリーグの賑わい増加に対して実質的な貢献を行い、各種メディアにも注目されてきました。
本セミナーでは、これらの活動を主導してきた浅井玲子氏(法政大学野球部OB)からゼミナールの具体的な取り組みやその成果についてご紹介頂くと共に、ゼミ生からもどのような想いで参加し、どのような経験ができたのかに説明頂きます。
大学スポーツの現場の方に限らず、学生との連携を行っていたり、希望したりする方々にとって大変有意義な内容ですので多くの方々のご参加をお待ちしております。