近年、障がい者スポーツに対する支援の重要性が国内外で認識されつつあります。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック大会を契機として、日本が官民を挙げて途上国の障がい者スポーツに対する支援を実施することは、日本の援助政策における障がい者支援の一つの柱の確立という長期的なレガシーを残すことにつながるでしょう。
本シンポジウムでは、特に日本と密接な関係を持ち、日本からの支援の期待も大きいASEAN諸国の障がい者スポーツの発展の実態とニーズの把握を通じて、途上国の障がい者スポーツ支援に対する認識を共有し、今後の支援のあり方について議論します。