第40回スポーツ産業学セミナー「国内スポーツ総生産(GDSP)を考える」が開催されます。
国内総生産(GDP)の概念は時代とともに変化し、グローバル化やサービス化・ソフト化はGDPの把握を難しくしています。
スポーツ関連産業の経済規模を示す指標としてのスポーツ関連国内市場規模は国内スポーツ総生産(GDSP)とは一致しません。
GDSPの具体的な構成要素を提示してみると、公表されているGDSPには計測されていない勘定項目が数多く存在します。
また、GDPの概念を変えれば、GDSPはさらに拡大することになります。
そして、スポーツイベント開催等の経済波及効果、その経済的レガシー効果の推計に長年携わってきた経験から、それらの利点のみならず、課題や問題点を整理していただきます。最後に、政策策定のインフラというべき経済統計の劣化を指摘され、今後の統計整備についての提言がなされます。
スポーツに関わる全ての方々にとってたいへん有意義な内容ですので多くの方々のご参加をお待ちしております。