笹川スポーツ財団では、国立ハンセン病資料館のご協力のもと、昨年末に行われた企画展「生きるための熱―スポーツにかける入所者たち―」の展示パネルの一部をお借りしまして、当財団のエントランスに展示しております。
アークヒルズのお近くにいらした際は、ぜひ、当財団にお立ち寄りいただければ幸いです。
- 調査・研究
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
スポーツ政策研究所を組織し、Mission&Visionの達成に向けさまざまな研究調査活動を行います。客観的な分析・研究に基づく実現性のある政策提言につなげています。
自治体・スポーツ組織・企業・教育機関等と連携し、スポーツ推進計画の策定やスポーツ振興、地域課題の解決につながる取り組みを共同で実践しています。
「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。
日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。
笹川スポーツ財団では、国立ハンセン病資料館のご協力のもと、昨年末に行われた企画展「生きるための熱―スポーツにかける入所者たち―」の展示パネルの一部をお借りしまして、当財団のエントランスに展示しております。
アークヒルズのお近くにいらした際は、ぜひ、当財団にお立ち寄りいただければ幸いです。
入所者には、限られた空間と選択肢しか許されない療養所の中でも生きていることを実感するために、また自分が患者・回復者だということを一時的にでも忘れられる時間を手に入れるために、何か熱中するものが必要でした。生きがいを見出し療養生活を少しでも充実したものとするために、また社会と関わる場面を手に入れるために、没頭し他人と対等に渡りあえるものも必要でした。入所者にとってスポーツは、単なる娯楽の域を越えて、生きるために必要なものだったのです。
国立ハンセン病資料館 2016年度秋季企画展「生きるための熱―スポーツにかける入所者たち―」
カタログ「はじめに」より抜粋