2016年12月4日に第26回 日本体育・スポーツ政策学会が開催されます。
趣旨
スポーツ基本法制定、スポーツ基本計画策定、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催決定、そしてスポーツ庁設置と、この数年間で日本のスポーツ政策に関わる状況が大きく動いた。
そのような中、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催の意義を、開催後の「遺産(レガシー)」から検討する議論が高まりつつある。東京2020大会開催を単なる打ち上げ花火に終わらせないために注視すべきは、スポーツの文化的な広がりとして大会後の地域スポーツ事情や国民のスポーツに関する行動もしくは価値観がいかにより良く変容していくかではないだろうか。
そのような視点からスポーツの文化的な価値・意義を改めて見直すとともに、地域スポーツの現状、さらにスポーツのビックイベントが契機となって国民がスポーツを文化として受容していくための政策的課題を掘り下げて議論していきたい。