- 調査・研究
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歴代のチャレンジデーメダル認定証を展示
過去から現在までのチャレンジデーPRポスターを掲示
1995年から連続21回、チャレンジデーを実施している岩手県葛巻町の觸澤義美(ふれさわ よしみ)副町長を笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が7月24日に表敬訪問いたしました。
最初に、葛巻町総合運動公園と体育協会事務局のある葛巻町社会体育館を見学させていただきました。総合運動公園は改修工事が終了し、全天候型合成ゴム素材舗装の400mトラック8レーン、衝撃吸収素材敷ロングパイル人工芝のフィールド、ナイター設備ありと充実した内容。宿泊施設(ふれあい宿舎グリーンテージ)も隣接しており、環境もよく、全国から合宿に関する問い合わせも増えているとのお話を葛巻町体育協会の近藤豊美彦会長から伺いました。
また、葛巻町社会体育館には、葛巻町が初めてチャレンジデーを実施した1995年から、今年までのポスターとメダル認定証が飾られており、チャレンジデーに対する同町の誇りが感じられました。
その後、町役場の觸澤副町長を訪問、「北緯40度のまち」で交流のあった秋田県琴丘町(現・三種町)からの誘いで始めたチャレンジデーが、今や20回を超え、町民が毎年たいへん楽しみにしていることや、その取り組みなどについてお話を伺いました。
渡邊専務理事は、20回を超えてチャレンジデーを実施していることへの敬意と感謝の弁をお伝えしました。
葛巻町は「北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」をキャッチフレーズにしており、風力発電に力を入れ「新エネルギー町・葛巻」を宣言しています。この関係で同様に風力発電に取り組んでいる「北海道苫前町(チャレンジデー実施13回)」と通常の対戦のほかに『スペシャルチャレンジ 風力発電のまち対決』として、2004年から実施しています(2011年に東日本大震災の影響で対戦がなくなりましたが、2014年から復活しました)。
こうした取り組みもチャレンジデーから始まった新たな交流事業であり、今後も続けていきたいとのお話を觸澤副町長からいただき、今後もますますチャレンジデーを推進していくことが期待される葛巻町への訪問となりました。