- 調査・研究
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
スポーツ政策研究所を組織し、Mission&Visionの達成に向けさまざまな研究調査活動を行います。客観的な分析・研究に基づく実現性のある政策提言につなげています。
自治体・スポーツ組織・企業・教育機関等と連携し、スポーツ推進計画の策定やスポーツ振興、地域課題の解決につながる取り組みを共同で実践しています。
「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。
日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。
写真右から
江戸 滿氏(扶桑町長)、渡邉一利(笹川スポーツ財団専務理事)
今年2回目となる、チャレンジデーを実施した愛知県扶桑町の江戸滿町長を、笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が7月28日に表敬訪問いたしました。
扶桑町はスポーツ推進委員が、同じ愛知県内の碧南市でのチャレンジデーの取り組みをテレビのニュース番組で見たことがきっかけで、スポーツ推進委員が町の担当者に働きかけ、2014年からチャレンジデーを実施している自治体です。そのような経緯があるため、今でもスポーツ推進委員から全面的に協力を得ているとのことです。
江戸町長からは「今年のチャレンジデー対戦相手の栃木県上三川町は参加率80%を超える強豪で、そのため当町も目標を85%に設定。昨年の59.6%から67.4%まで参加率は上がったが、結果的に86.0%の上三川町には負けてしまった。しかし、みんな楽しんで参加しており町民の健康づくりにも最適なイベントであることは間違いなく、実施しない理由は全くないから続けたい」とのコメントをいただきました。
渡邉専務理事からは「少子高齢化が進み、健康寿命の延伸を政策のひとつに掲げている自治体が多く、チャレンジデーは運動の習慣化につながると期待され、実施自治体も増えている。これをきっかけに、扶桑町のスポーツ政策などにもご協力できれば」と述べました。
江戸町長の掲げる「安全・安心なまちづくり」には住民の健康は必須事項であり、今後も行政とスポーツ推進委員が中心となって、チャレンジデーをはじめ、さまざまなスポーツ事業発展への期待が膨らむ扶桑町への訪問となりました。