- 調査・研究
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写真左から
永松 博文氏(豊後高田市長)
渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
写真右手前から
小川 匡氏(豊後高田市教育委員会学校教育課長)
永松 博文氏(豊後高田市長)
左は渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
写真右手前から
木村 幸二氏(豊後高田市教育委員会学校教育課体育・スポーツ振興係長)
小川 匡氏(豊後高田市教育委員会学校教育課長)
河野 潔氏(豊後高田市教育長)
左は渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
今年で8回目となるチャレンジデーを実施した大分県豊後高田市を、笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が11月18日に表敬訪問いたしました。
最初に、豊後高田市真玉庁舎の河野潔教育長を訪問しました。
河野教育長からは、『第12回B&G全国教育長会議(2015年11月5・6開催)』のシンポジウムで、豊後高田市が取り組んでいる二つのチャレンジデー※1についてご披露されたお話を伺いました。
このチャレンジデーをはじめ笹川スポーツ財団との協力や支援等により、生涯スポーツだけでなく、競技スポーツの分野も飛躍的に伸び、10年前なら県の大会に出場することもなかった陸上競技大会や武道大会において、豊後高田市民は入賞の常連組になったとの感謝の言葉をいただきました。
これを受け、渡邉専務理事からは「今はスポーツシンクタンクとして、スポーツ政策や計画づくり、事業の提案などへの協力や支援を行っている。国でもスポーツ庁が発足し、今後スポーツに対する見方も変わってくるので、何かあれば申し付けいただきたい。」と述べました。
その後、同市高田庁舎の永松博文市長を訪問し、「人口3万人構想」を掲げる市の政策やスポーツへの想いをお聞きしました。
永松市長からは「10月の豊後高田版チャレンジデーも市民に定着し、今はウォーキングに力を入れている。希望者には歩数計の助成も行い、期間中に一定の歩数を越えた市民には抽選で健康グッズを贈呈するなど、健康寿命の延伸を目的にした各種政策を職員の意見も取り入れながら行っている。」とのお話をいただきました。
これを受け、渡邉専務理事から「いつもアイデア溢れるユニークな政策をホームページで見ています。以前、市長にお話を伺った際、『うちの職員は日本一だ』と仰っておりましたが、今でも変わりはありませんか」と問うたところ、永松市長は大きくうなずき、「本当は職員にはもう少し休みを取らせたいのだけど」との心優しいコメントをいただきました。
当日2ヵ所の訪問には小川匡課長と木村幸二係長にも同席いただき、市長や教育長、職員など行政が一丸となって「人口3万人」を目指す豊後高田市のチームワークの良さをあらためて実感した訪問となりました。
※1 ひとつは通常の5月の最終水曜日のチャレンジデー、もうひとつは豊後高田市版チャレンジデー