- 調査・研究
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
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スポーツ政策研究所を組織し、Mission&Visionの達成に向けさまざまな研究調査活動を行います。客観的な分析・研究に基づく実現性のある政策提言につなげています。
自治体・スポーツ組織・企業・教育機関等と連携し、スポーツ推進計画の策定やスポーツ振興、地域課題の解決につながる取り組みを共同で実践しています。
「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。
日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。
写真右から
高橋 都彦氏(狛江市長)
渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
チャレンジデーを初実施した東京都狛江市の高橋都彦市長を、笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が11月26日に表敬訪問いたしました。
狛江市の高橋市長は1975年に東京都庁に入庁、2008年に東京都産業労働局理事に就任するなど、都政における主要な部門で35年間ご活躍されていました。当財団は東京マラソンの開催に際し、2007年の立ち上げから2009年まで協力し、1万人のボランティア体制の構築やその運営を行ってきたことから、高橋市長は当財団の活動内容についてのご理解も深く、今年初開催のチャレンジデーと併せて感謝の意をいただきました。
また、「今年は狛江市制施行45周年で、様々なイベントを実施している。その関連イベントの一環で始めたチャレンジデーであったが、今後も続けていきたい。」と話されました。
さらに「45周年ということで、市内の全11自治会に市役所チームを加えた12チーム対抗による45人対抗リレーを市民グラウンドで実施した。老若男女入り混じって走ることでたいへん盛り上がり、スポーツ交流の良さをあらためて実感した。」とのコメントもいただきました。
渡邉専務理事は「狛江市への訪問は初めてだが、たいへん閑静で住みやすいところという印象を受けた。今年は初めてのチャレンジデーで市民へのPRやイベント周知など、ご苦労も多かったと思われるが、少しずつ定着させることで長く続けていただきたい。」と述べました。
高橋市長からは、狛江市の人口推移と住民には働き世代、子育て世代が多いこと、全国で2番目に面積が狭い市であることなど、市の特徴についてのご紹介をいただきました。
地方では人口減少への対応策として1ヵ所に人口を集中させるなど、都市のコンパクト化の動きもある中で、元々コンパクトな狛江市にはそのような心配もなく、現在の人口規模を継続することを主眼に置いた都市計画についてもお話いただくなど、たいへん有意義な訪問となりました。