- 調査・研究
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写真左から
蓮沼文明氏(特定非営利活動法人スポーツクラブバンビィ事務局長)
ネナド・グリシッチ氏(セルビア共和国大使館特命全権大使)
渡邉一利(笹川スポーツ財団専務理事)
写真左から
蓮沼文明氏(特定非営利活動法人スポーツクラブバンビィ事務局長)
ネナド・グリシッチ氏(セルビア共和国大使館特命全権大使)
右端がネナド・グリシッチ氏(セルビア共和国大使館特命全権大使)
8月29日(金)、ワールドチャレンジデー2014に参加した会津坂下町がセルビア共和国大使館を訪問し、セルビア洪水復興支援募金を渡しました。
セルビアでは、5月中旬の集中豪雨の影響により、大規模な洪水が発生し、甚大な被害を受けました。会津坂下町では、ワールドチャレンジデー2014にて、セルビア共和国のコソフスカ・ミトロヴィツァと対戦したことから、救援活動として義援募金を行いました。
8月3日に開催された「ばんげ夏祭り」の売上の一部と、会津坂下町チャレンジデー実行委員会、特定非営利活動法人スポーツクラブバンビィ、会津坂下町教育委員会等による募金活動によって集めたお金を、セルビア共和国大使館のネナド・グリシッチ特命全権大使に手渡しました。
大使は募金活動に至った経緯を聞き、「大変感動しました。今後もスポーツを通じた交流が図られることを願っています。」と感謝の言葉を述べられました。また、今年、福島県で、福島ジュニア・オーケストラとベオグラード音楽学校(セルビア共和国)の合同演奏会が開かれたことにも触れ、今後の交流の発展についても意欲を示されました。
これを受け、スポーツクラブバンビィの蓮沼事務局長は「東日本大震災において、セルビア共和国から多くの支援を頂き、たいへん感謝しています。セルビア国内には紛争の影響が残る地域もありますが、そのようなところこそ、スポーツが力を発揮します。今後も交流ができればと思います。」と述べられました。
また、笹川スポーツ財団の渡邉専務理事からは、「ワールドチャレンジデーを通して、このような活動に繋がったことは、大変喜ばしいことです。私たちの財団も両国間の民間交流がいっそう促進するよう活動を展開していきたい。」とお伝えしました。
セルビア共和国での被災者救済と被災地の復旧・復興が一刻も早く進むことをお祈りすると共に、スポーツを通じた交流の発展に笹川スポーツ財団も寄与して参りたいと思います。