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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

ユニホック

いつでも、どこでも、誰とでもできる、スウェーデン生まれのワールドスポーツ

ユニホックの歴史・発祥

ユニホックの歴史・発祥

ユニホックの歴史は、1968年スウェーデンのカール・オーケ・アールクヴィスト氏が考案し、1978年にスウェーデン大使館を通して日本に本格的に導入されたニュースポーツである。

考案当初は、誰でも手軽に出来るレクリエーションスポーツとして導入されたが、その普及理念により、運動量・競技性・意外性などの長所が見出され、幼児、児童、中高年、高齢者はもとより、若者まで楽しめるスポーツとして幅広く普及した。日本でも、気軽にできるスポーツとして、多くの人々がユニホックを楽しんでいると言われている。

ユニホックの概要

ユニホック

ユニホックは、6人ずつのプレーヤーからなる、2チームによってプレーする。競技は、相手チームのゴールにスティックを使ってボールをシュート(ストローク)し得点を競うことと、相手チームのボールを得点させないように防ぐことによって展開される。プレー中はルールに従い、ボールをどの方向にでもパスし、ドリブルし、ヒットすることが可能だ。

競技時間は、前・後半それぞれ10分とし、ハーフタイム2分間の休憩を設け、チェンジコートを行う。ただし、競技時間は、日程、その他の事由により変更が認められる。試合が同点で終了したときは、主催者の判断でPS(ペナルティーストローク)戦やVゴール方式による延長戦、または抽選などによって勝者を決定する。

ユニホックのルール

ユニホック

【違反行為】
ユニホックでは以下の18が違反行為となる。

1.キッキングザボール:ボールを足で蹴ったり、踏んで変形させること。
2.ハイスティック:スティックのブレード全体を膝より上に上げてプレーすること。
3.スライディングストローク:手や膝を床についたり、寝そべってプレーすること。
4.スローイングザ・スティック:スティックを投げたり、落としたりすること。
5.ハッキングザボール:空中のボールを頭、手又は腕で止めること。また、ジャンプしてボールを止めること。
6.ダブルストローク:フリーストロークをしたプレーヤーが2度続けてボールを打つ(触れる)こと。
7.クラッシング:スティックで相手プレーヤーのスティックを打ったり、押さえたり、持ち上げたりすること。
8.ステップインオフェンス:足などが、相手チームのゴールエリア内に踏み入ったりすること。
9.ステップインディフェンス:足などが、味方チームのゴールエリア内に踏み入ったりすること。
10.チャージング:相手チームのプレーヤーに対して、押す、つかむ、タックルする、蹴るなどの危険な行為をすること。
11.フッキング:相手チームのプレーヤーの股の間にスティックを入れてプレーすること。
12.スティックインゴール:スティックをゴール内に入れてプレーすること。
13.プッシングザゴール:ゴールポストを動かしたり、握ってプレーすること。
14.オーバーザエリア:ゴールエリアを斜めに横切ったり、ゴールを飛び越えること。
15.ファウルスティック:グリップエンドを膝より下に下げてプレーすること。
16.シャフトボール:膝より上のボールをシャフトで操作すること。
17.オーバータイム:フリーストローク、ペナルティーストロークを行うプレーヤーが、レフリーの合図から3秒以上経過してプレーすること。
18.オブストラクション:その他、危険な行為、及び相手チーム・レフリーに対して暴言を吐くなどの行為。

ユニホックのコート・道具

【コート】
コートは、高さ18~40cmの協会認定のフェンスに囲まれた縦20~30m、横10~15mとする。
フェンスがない場合は、代わりのものをフェンスとして用いる。また、ラインだけでも競技ができる。

ユニホック
ユニホック

【用具】
■スティック
協会認定品のスティックを用い、頭部の両面(ブレード)を使用してプレーしする。

■ボール
協会認定品のプラスチック製の外覆のみで出来た26個の穴の開いたボールを使用する。

■ゴール
横100~105cm×高さ90cm×奥行き45~50cmで、上部があるものは奥行き5cmの協会認定品を使用する。

■フェイスガード
連盟が推奨するものを、ゴールキーパーはもちろんのこと、フィールドプレーヤーも使用することが望ましい。