3x3とは
3x3(スリー・エックス・スリー)は、3人対3人のバスケットボールのプレーを指します。この形式は、従来の5人制のバスケットボールとは異なり、3人制で行われることが特徴です。FIBAが定めたルールにもとづく国際的な競技形式であり、世界中で普及しています。
3x3の特徴と概要
- コートと試合形式
- 3x3のコートは、通常のバスケットボールコートを半分にした大きさです。
- ゲームは10分間(または21点先取)で行われます。
- ハーフコートでプレーされ、通常はひとつのバスケットが設置されています。
- ボールは6号サイズのバスケットボールを使用します。 - チーム
- 各チームは3人のプレーヤーで構成されます。通常、ベンチプレーヤーは存在しません。
- チームは男女混合でもプレーできます。 - ルール
- ノーチェンジオフ(チェンジオーバー)のルールが適用され、試合が中断したときにのみ交代が許可されます。
- ショットクロックがリセットされた後、攻撃するチームはボールをアークからクリアしてゲームを再開する必要があります。
-チェックボールは、アークエリア以外のどこからでも可能です。 - 競技会
- FIBA 3x3は、世界中で開催されるさまざまな大会やイベントを主催しています。これらの大会には、FIBA 3x3 World Cup、FIBA 3x3 Challenger、FIBA 3x3 World Tourなどが含まれます。
- ユース世界大会や地域の3x3大会も定期的に開催され、普及と競技力の向上が図られています。
3x3のルール
- チーム構成:各チームは3人で構成されます。
- コート:通常のバスケットボールコート半分のサイズでプレーされます。
- 試合時間:通常は10分間(または21点先取)の試合です。
- 試合開始:チェックボールから試合を始めます。
- ポイント:1ポイントショットと2ポイントショットがあります。アーク内からのシュートは1ポイントです。
- リバウンド:ディフェンス側がリバウンドしたボールはアーク内からクリアする必要があります
- チェックボール:ヘルドボールやボールがアウトオブバウンズになった場合には、チェックボールしてからゲームを再開します。
- 選手交代:選手の任意で交代可能です。ただし、試合が中断中に交代する選手同士がタッチしなくてはいけません。
- ショットクロック:12秒以内に攻撃をします。ボールが相手チームの手に移った場合、ショットクロックはリセットされます。
- ファウル:ファウル数は1チームあたり6回までです。7つ目のファウルからはフリースローが与えられます。
- 勝敗:試合時間が終了した時点で得点が多いチーム、または21点先取したチームが勝利します。
これらが基本的な3x3のルールです。詳細なルールや競技規則はFIBAによって定められています。
関連リンク
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA) 3x3 公式サイト
http://3x3.japanbasketball.jp/
FIBA 3x3(国際バスケットボール連盟 3x3 公式サイト)
https://fiba3x3.com/