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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

ソフトバレーボール

ソフトバレーボールの概要

ソフトバレーボールは、柔らかいボールを使った、4人制のバレーボールです。通常の6人制、9人制バレーボールに準じたルールで、コートはバドミントンのコートが利用できます。軽くて柔らかいボールを採用しているので、ボールのスピードも比較的ゆっくりで、安全です。また、ラリーも続きやすく、球技が苦手な人でも、性別や年齢を問わず、参加しやすいスポーツです。
子どもたちが早くからバレーボールになじめるようにと、(財)日本バレーボール協会指導普及委員会によって考案されたもので、1990年には、日本バレーボール協会内に日本ソフトバレーボール連盟が発足しました。

ソフトバレーボールのルール

プレイする人数は4人で、競技は4対4で行われます。パスは3回以内で相手のコートに返す必要があります。ただし、ブロックのワンタッチはカウントに含まれません。ボールは身体のどの部分に当たってもかまいません。
サービスは1回とし、エンドライン後方のサービスゾーンから行います。相手側のサービスしたボールを、ショート・サービス・ラインより前でアタックおよびブロックすることは反則になります。
サービスの後は、4人のプレーヤーはどの位置にいるときでもアタックやブロックができます。
1セットは15点のラリーポイント制で、3セットマッチで行われます。両チームとも14点になった場合には、2点差がつくまで行います。ただし、17点先取したチームが勝ちとなります。

ソフトバレーボールの用具

  • コート:コートは13.40m×6.10mの長方形で、バドミントンのダブルス用コートを利用できます。
  • ネット:バドミントンのネットを使用し、専用の補助金具を取りつけて使用します。ネット上端から1mのアンテナが出るようにします。
  • ボール:ゴム製、重さ約210g±5g、円周78cm±1cm。

通常のバレーボールとの違い

通常のバレーボール(6人制)とソフトバレーボールの主な違いは以下の通りです。

  ソフトバレーボール 通常のバレーボール(6人制)
人数 選手4人(交代選手は4人以内)
監督1人(監督は選手を兼ねることもできる)
選手6人(交代選手8人以内)
ベンチ登録できる選手は14人まで
試合形式 1セット15点の3セットマッチ 1セット25点の5セットマッチ
ルール

サービス
ボールがネットに触れた場合は相手チームの得点となる

ブロック
どのポジションでもブロックできる

オーバーネット
ブロック時でも、オーバーネットは禁止

サービス
サーブしたボールがネットに触れても、相手コートに入ればよい

ブロック
ブロックできるのは前衛の選手のみ

オーバーネット
ブロック時のオーバーネットは許される

コート 縦13.4x横6.1m 縦18×横9m
ネット 幅80㎝、高さ2m 幅1m、高さ 男子:2m43cm、女子:2m24cm
ボール ゴム製、円周 77 – 79cm、重さ 200 – 220g 合成皮革、5号(円周65 – 67cm、直径21cm、重さ260 – 280g)

関連リンク

公益財団法人日本バレーボール協会
https://www.jva.or.jp/

日本ソフトバレーボール連盟
https://japan-softvolleyball.com/