2025.1.9
周南市(山口県)
藤井 律子市長 対談
© 2020 SASAKAWA SPORTS FOUNDATION
スポーツ政策研究所を組織し、Mission&Visionの達成に向けさまざまな研究調査活動を行います。客観的な分析・研究に基づく実現性のある政策提言につなげています。
自治体・スポーツ組織・企業・教育機関等と連携し、スポーツ推進計画の策定やスポーツ振興、地域課題の解決につながる取り組みを共同で実践しています。
「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。
日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。
2025.1.9
周南市(山口県)
藤井 律子市長 対談
「子どもたちをまんなかに据えて改革を進めることが、子どもたちの成長や市の発展につながる」(藤井市長)
人口約13万5千人、東京23区とほぼ同じ面積で、その7割が自然豊かな中山間地域の周南市。 藤井市長がすすめる政策の中で最も特徴的なのが、「部活動改革」。休日の地域展開から取り組む自治体が多い中で、周南市は全国に先駆けて平日と休日を問わない地域展開の方針を打ち出しており、2026年度までに平日・休日も含め、全て「周南市地域クラブ」へ移行することをめざしています。平日も含めた全面移行は解決するべき課題が多いと言われる中、なぜ平日を含む完全移行を早期に目指すのか。
それ以外にも東京ドーム20個分の広さをもつ周南緑地を中心に、国際的なスポーツ大会の誘致だけでなく、市民向けの健康増進のための様々なコンテンツを展開しています。「ぶち元気がいいね!フェスタ」「ハダシランド」「あそらぼ」などチャーミングなネーミングが多いのも特徴的です。高齢化率が全国平均より高めの周南市でとても元気な方が多いのにも、ある仕掛けがありました。
子育てから介護まで経験済み、元看護師の藤井市長だからこその運動・スポーツを活用したまちづくりについてたっぷりお話を伺いました。