9月13日(木)、第4回目となるスポーツアカデミーが行われました。
今回のテーマは、「スポーツ白書~スポーツが目指すべき未来~」の第4章「スポーツの人的資源」ということで、「する・みる・ささえる」スポーツに関わる様々な人的資源の実態について解説がなされました。講義の冒頭で、メイン講師である海老原 修 先生(横浜国立大学)は「生涯スポーツ振興においては、人的資源の育成と活用が優先される課題であるが、わが国のスポーツが高度化、大衆化するなかで、既存の保健体育教員養成、地域・民間スポーツ指導者養成のあり方が問われ始めている。留意すべきは、養成機関と指導者の専門性であり、今後、新たな専門的職域やスポーツボランティアの養成が必要とされるならば、どのような制度であるべきか、現状を踏まえつつ、スポーツ専門職のあり方を論議してみたい。」と話されました。