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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

一輪車

一輪車の歴史

一輪車の英語表記は 「Unicycle」で、 「ユニサイクル」と読みます。

一輪車は、車輪がひとつだけついた乗り物で、人がバランスを取りながら乗るスポーツ用具です。一輪車は古くから存在し、その起源は古代ギリシャやローマの時代までさかのぼりますが、スポーツとしての一輪車の歴史は19世紀の後半といわれます。

スポーツとしての一輪車は、主にパフォーマンスやアクロバティックな動きを行うために使われます。ジャグリングやバランスのトリック、ジャンプ、回転、逆立ちなどさまざまな技が存在し、技術や創造性を競い合うスポーツとして発展してきました。

一輪車は独特のバランス感覚が必要とされ、乗り手は練習を積むことでさまざまな技術を習得し、高度なパフォーマンスを行えます。一輪車は一見難しそうに見えますが、練習すれば誰でも楽しめるスポーツとして人気があります。

一輪車のサイズ

一輪車のサイズは、乗る人の身長や体格に合わせて選ぶことが重要です。大人用と子ども用の一輪車は、一般的なサイズの目安として以下のように分かれます。

  • 大人用一輪車:
    - ホイールサイズ: 大人用の一輪車のホイールサイズは通常、20インチから24インチの間です。これらのサイズの一輪車は、一般的な大人の身長や体格に合わせて設計されています。
  • 子ども用一輪車:
    - ホイールサイズ: 子ども用の一輪車は、ホイールサイズが16インチから18インチのものが一般的です。これらのサイズは、子どもの身長や体格に合わせて設計されており、安定感を確保しつつも使いやすいサイズとなっています。

一輪車のサイズ選びでは、乗る人の身長や体格だけでなく、乗り手の経験や技術レベルも考慮する必要があります。また、一輪車のフレームやシートの調整機能がある場合は、それらを活用してより快適な乗り心地を得られます。

一輪車の競技種目

一輪車の競技種目には、スピードを競うレース種目と、演技の美しさを競う演技種目に大きく分類されます。以下は、日本で行われている代表的な種目です。

  • 短距離、トラックレース
    トラックで走行し、スピードを競うレースです。100m、400mなどのトラック走行を16・20・24インチの車輪径別で競うレースと、片足走行、タイヤ乗り、スラローム、障害コースなどを入れたレースがあります。
  • 長距離、マラソン
    5km、10km、フルマラソン(42.195km)、ハーフマラソンなど、長距離走のタイムを、16・20・24インチの車輪径別に競います。毎年、11月には日本一輪車協会主催の「全日本一輪車マラソン大会」が静岡県焼津市の大井川河川敷で開催されています。
  • 駅伝
    6名の選手がタスキをつなぎ、総距離42.195kmを走行します。足立区一輪車連盟主催の「さわやか全日本一輪車駅伝大会」が東京都江戸川区の荒川河川敷で開催されています。
  • 演技
    音楽に合わせて、一輪車に乗って演技をし、創造性、美しさ、完成度などを競います。ソロ・ペア・グループ別に、体育館のフロアを使って演技が披露されます。
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  • 舞台演技
    テーマ性を重視した演技が、ホールのステージを使って行われます。

そのほかに、現在、日本での大会が行われていない競技に以下のものがあります。

  • トライアル
    クロスカントリー、ダウンヒル、ヒルクライム、トライアル、高跳び等。自然の中で一輪車を楽しめます。

関連リンク

公益社団法人 日本一輪車協会
https://jua-web.org/