本大会はスポーツ・フォー・オールの普及・振興において世界最大規模となる国際機関TAFISA(The Association For International Sport for All)による伝統スポーツの国際大会である。
1992年にボン(ドイツ)で「TAFISA Traditional Sports and Games Festival」として第1回が行われた同大会は、バンコク(タイ、1996年)、ハノーバー(ドイツ、2000年)と回を重ね、2004年にモントリオール(カナダ)が第4回の開催を断念した後、2008年に韓国の釜山でe-sport(ビデオゲームなど)、x-sport(BMXやスケートボードなど)を加え「The 4th TAFISA World Sports for All Games」に名称を変えて開催された。同大会より、IOCが正式に後援団体に名を連ねた。また、同じく後援団体であったUNESCOがTAFISAと共同宣言「Busan Appeal on the Promotion and Preservation of Traditional Sports and Games」をまとめ、伝統スポーツの保護と推進に向けて協力していくことを発表した。