ちょっとわかりにくいシステムながら、ポイントは空手と武術の得票数がほとんど変わらなかったこと、野球・ソフトの得票数は増えていったことである。
なぜか。もちろん投票前のプレゼンで野球・ソフトの出来がよかったこともあろう。IOCの指導にそって、新しい総括団体をつくり、時間短縮のため7回制に変える試合変更もアピールした。オリンピック復活への熱意も伝わった。
ただ思うに、IOC理事会のバランス感覚が働いたのではないか。まずレスリングの格闘技系が最終候補入りしたため、同じ格闘系より、球技に票が流れることになった