栄えある最優秀賞には、立教大学松尾ゼミBが輝く
10月1日(土)、2日(日)、「Sport Policy for Japan 2011」が早稲田大学東伏見キャンパスで行われました。11大学19ゼミ、総勢96名が参加し、事前に提出した研究要旨をもとに、プレゼンテーションにのぞみました。
当日は、開会式に続いて、友近聡朗さん(参議院議員・民主党スポーツ議員連盟事務局長)の基調講演が行われました。友近さんからは、日本のスポーツ政策についてだけでなく、自身の大学時代のご経験やドイツにサッカー留学をして感じたことなどのお話をしていただきました。
大会2日目には、「女性スポーツの課題とこれから」と題して、鯉川なつえさん(順天堂大学准教授)、成田真由美さん(パラリンピック競泳金メダリスト)、山口香さん(筑波大学大学院教授)によるパネルディスカッションが行われました。活躍著しい女性スポーツですが、そこには様々な課題・問題があることをあらためて認識させられる内容となりました。
審査は、大坪正則さん(帝京大学教授)、玉木正之さん(スポーツジャーナリスト)、三谷哲生さん(文部科学省スポーツ・青少年局)、渡邉一利(笹川スポーツ財団常務理事)の4名の審査員が、「独創性」「実現可能性」「妥当性」「明瞭性」の観点から行い、最優秀賞・優秀賞を決定いたしました。
Sport Policy for Japanは、研究発表だけでなく、当日の会の進行管理や運営、当日までの企画・準備もすべて各参加チームの代表者による幹事会が行いました。19名で構成する幹事会は、代表幹事の若月翼さん(早稲田大学)、副代表幹事の?拓郎さん(慶應義塾大学)、鈴木翔太さん(立教大学)を中心に運営されました。幹事会は、当日の運営を担当する「運営班」、記念品や抄録集・当日のプログラムの製作を担当する「製作物班」、パネルディスカッションのパネリストの事前打合せから当日のお世話までを担当する「パネル班」に分かれ、大学の枠を超え、各業務を進行しました。
来年のSport Policy for Japan 2012にも、多くの大学が参加することを期待しています。