協力:公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会
- 調査・研究
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協力:公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会
ラグビーのルールを3分の動画で簡単に初心者向けに解説。
主に、得点の種類、代表的な反則、ポジションの特徴と、大きく3つの基本ルールをおさえることができます。
ラグビーのルールは複雑ではありますが、基本さえ理解しておけば、ラグビー観戦をより楽しめます。
まず、ラグビーの基本概念。"ラグビーは陣取りゲーム"だということです。
1つのボールを2チームの選手が奪い合い、ボールを持って敵地に攻め入るのです。
こうして攻め入り、目指す先は敵地のインゴールと呼ばれるスペース。このスペースにボールをグランディングか地面つけることにより得点が認められます。この得点をトライと言います。
両チームの選手達は、このトライを得るために、お互い体をぶつけ合い、ボールを奪い合って攻防を繰り返すのです。
それでは次にボールの扱い方です。ボールは、持って走ること、手で放る(パス)こと、足で蹴る(キック)ことが認められています。
また、全身のどこにボールが触れても問題はありません。
ただ、このボールの放り方に大きな特徴があります。
それは、ボールを前に放ってはいけない、ということです。
ボールを放る場合は、自分より後ろにいるプレーヤーにしか放れないのです。
また、得点には、トライ以外にもキックで得られるものがあります。
これは、ゴールポストの間のクロスバーより上の空間にボールを蹴り通すことにより認められます。
このキックを「ゴールキック」と言います。
ラグビーのポジションは、スクラムを組むフォワード8人と攻撃を担いトライを狙うバックス7人に分かれます。
【ラグビーのポジションとナンバー】ラグビーではポジションによって背番号が決められている
上述しました通り、ラグビーの得点には大きく分けて「トライ」と「ゴールキック」の2種類があります。
トライは2種類、ゴールキックには3種類あり、それぞれ得られる得点も違います。以下にその得点の種類をまとめました。
得点の種類 | 方法 | 得点 |
---|---|---|
トライ | 敵地のインゴールと呼ばれるスペースにボールをグランディングか地面につけることにより認められます。このボールのグランディングか地面につけ、ボールを持ち込んだプレーヤーがボールに触れた状態でないと認められません。例えば、ボールが転がっていってインゴール内に入ってもトライになりません。このボールをとらえ、地面に触れさせた時点でトライと認められます。 | 5点 |
ペナルティトライ | 相手チームの反則がなければ、ほぼ間違いなくトライが得られていた、と認められた時に与えられるトライです。 | 7点 |
コンバージョンゴール | トライを決めた後、トライした側のチームがゴールキックを成功させた場合に認められます。 | 2点 |
ペナルティゴール | 相手チームの反則に対して得られるキックで、そのキックでゴールキックを成功させた場合に認められます。 | 3点 |
ドロップゴール | 通常のプレー中に、ドロップキック(ボールを地面に落とし、跳ね返ったボールを蹴ること)でゴールキックを成功させた場合に認められます。 | 3点 |
ラグビーは前後半のハーフ制で行われます。
前後半はそれぞれ40分で、その間に15分以内のハーフタイムが設けられています。(高校生では30分ハーフ/ハーフタイム5分以内)
それぞれのハーフには、選手の怪我や故障などでプレーが止まっていた時間をロスタイムとして加算します。
また、ラグビーには基本的には延長戦はなく、同一得点の場合は引き分けとなりますが、トーナメントの大会では、トライ数の抽選などで勝敗を決める場合もあります。